ムクゲの花とアブラゼミとキイロテントウムシ

種を撒いて一年目にして
ムクゲの花が咲いた
実生だと開花まで早くても三年はかかると聞いてたんだけど
よっぽど居心地が悪いんだろうか
今年はうどんこ病を食らってしまったし
もう一つ小さめの株があるんだけど
そっちには蕾が付く気配すらない


三日ほどで散ってしまった
そしてすでに開きつつあるつぼみもある
しばらくは楽しめそう
改めて見てみると、いかにもアオイ科って感じの
ハイビスカスやタチアオイに似た花の作り

こっちは実生のカエデ(おそらくヤマモミジ)に張り付いてたアブラゼミ
針を刺してじっとしてるけど、吸えてないようで
あちこち移動しながら何度も刺し直してた

この時点で相当弱っていたようで、丸一日粘ってあの世に旅立ってしまった

面白い寝相のキイロテントウムシを見つけたので
持って帰ってうどんこ病の菌糸を食べてもらおうと思ったんだけど
触っても反応が無かったので諦めた
面白い寝相じゃなくて面白い死に様だった

キイロテントウムシはアブラムシではなく菌糸を食べる異色のてんとう虫なのだった